館山昌平・ヤクルト

今回はヤクルト一筋のベテランピッチャー

館山昌平投手

について取り上げていきます。

2016年から3年の大型契約を結んでいますが、1勝に終わってしまった2016年に引き続き、2017年はまだ未勝利と不振から脱出できていません。

何かと噂されるのが戦力外や引退のことです

このまま過去の選手になってしまうのでしょうか?

そんな館山昌平投手の戦力外と引退の噂についてピックアップしていきます!

また借金王のネガティブイメージや、嫁や子供、年棒についてもチェック!

ご覧ください!

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館山昌平は戦力外ある?引退の噂についても

2009年には16勝を上げ、最多勝に輝くなどヤクルトの右のエースとして活躍してきた館山昌平投手。

しかし36歳という年齢はプロ野球選手の平均引退年齢の29歳と越えていて、またここ数年はほとんど勝利に貢献できていない状況から、戦力外引退について考えてみました。

年齢面、そしてここまでの経緯を振り返ると、確かに戦力外からの引退があってもおかしくはない状況かもしれませんが、個人的にはまだそういう時期ではないかなとみてます。

館山昌平投手は2004年に初めてトミー・ジョン手術を行ったのをはじめ、以降2005年、2013年、2014年、に何らかの手術をしています。

投手としてここまで、多くの手術をして、なんども蘇ってきたのは本当に大変なこと。

投手の「命」である右腕に何度もメスを入れるなんて、プロ野球選手でなくてもつらいリハビリを乗り越えなければいけないはずです。

近年不振にあえいでしまっているからこそ、もう一度神宮球場のマウンドで復活のために、もう一度挑戦するのではないでしょうか。

また「戦力外」の可能性もチーム事情から、館山昌平投手と2018年も引き続き契約する可能性が高いです。

あくまで2017年シーズン途中ではありますが、ヤクルトは深刻な先発投手不足に悩んでいます。

・ブキャナン投手 6勝12敗 防御率3.51
・石川雅則投手  4勝13敗 防御率4.79
・小川泰弘投手  8勝7敗 防御率2.70
・星 知弥生投手 4勝7敗 防御率4.73
・原 樹理投手  2勝9敗 防御率4.08
・山中浩史投手 2勝6敗 防御率5.14

2017年シーズンは主軸打者に故障が多かったこともありましたが、二桁勝利を狙える投手も少なく、また防御率も総じて悪いですね。神宮球場自体が狭くて、打者有利投手不利な条件だとしても、これでの上位進出は厳しいでしょう。

また若手先発投手も思うように活躍、成長していません。

現状は不調に苦しんでいますが、このピッチングスタッフであれば、まだまだ館山昌平投手の活躍は臨めますし、またチームとしてもベテランの経験というものは必要になるはずです。

取り巻く現状、不調という面から厳しい状況には変わりありませんが、まだまだ館山昌平投手は2018年もマウンドに立っているのではないでしょうか。

ヤクルトにとって特別な投手なので、もっと長く現役で見てみたいですね!

借金王って本当?

館山昌平投手を調べてみると、「借金王」のワードと一緒に検索されていることが多いようです。


本当に借金王なのでしょうか?


事業に手を出したり、不動産で大損した?

というわけではなく、おそらく成績の負け越しのことをいっているんでしょう。

まずは、2007年の投手成績です。3勝12敗で確かに負け越し9の借金王ですね。

このインパクトが強かったんでしょうね。

しかし、見事翌年の2008年には12勝3敗で借金を「完済」するのですが、エース級の投手が大きく負け越すということは少ないので、そのインパクトもあって未だに借金王というワードで検索されることが多いのではないでしょうか。

また、その大きく負け越した2007年のシーズンの契約更改の席で200ページにも及ぶ数字には表れない館山昌平投手自身のチームへの貢献をまとめた資料を作成したようです。

そのおかげで当初の提示額から300万円アップを勝ち取ったようですが、その金に異常な執着心があるという部分が、ファンからみると「お金に困っている」借金王のイメージを作り上げているのかもしれません。

しかし、2007年はここまで大きく負け越しながら、1,600万円アップを勝ち取ったようです。すごい執念ですよね。確かに借金王なのかも…しれません(笑)。

というか、館山投手が借金王ならトータル的みて他球団に借金王はどれくらいいるんだ?って感じですが、、、

1シーズンの大きく負け越しただけで借金王と言われるってことはそれだけ期待があるということなんでしょう。

嫁と子供は?年俸もチェック

ここ館山昌平投手の子供についてみていきましょう。

館山投手は2005年10月に結婚されています。

嫁は館山投手の2歳年上の陽子さん。

陽子さんはネイリストということで、馴れ初めは何と館山の爪の治療がきっかけんだったとか。

当時から美人嫁ということで取り上げられましたね。

子供については娘の海音ちゃんがいます。

館山投手はトミー・ジョン手術を過去に3回受けているんですが、当時は壮絶なリハビリのときに支えてになったのは嫁・陽子さんと海音ちゃんだっと本人も語っています。

2015年の館山投手の復活マウンドを球場から嫁・陽子さんと一緒に観戦されてましたね。

そんな家庭を支える館山昌平投手ですが、そのためにどれくらい稼いできたのでしょうか?

年俸推移をみていきましょう!

2003年 1,500万
2004年 1,650万

ルーキーイヤーに初勝利は遂げられないものの、9試合に先発。将来に期待を込められた150万アップを勝ち取りますが、2年目の2004年。

キャンプ中に肘を痛め、そのまま何と「トミージョン手術」を受けることに。1年間丸々当番無しで終わってしまいますので、翌年は400万のダウン提示となってしまいましたね。

2005年 1,250万
2006年 3,600万
2007年 4,600万

2007年は3勝12敗と大きく負け越すものの、1年間1軍で当番したこと、また自身で負け越しているものの、貢献度を200ページに渡る自作の資料で説明し、オフの交渉の成績で1,600万アップを勝ち取ります。

当初はこの資料を提示前にはもう少し評価が低かったようですが、自らプレゼンし再交渉。異例の年俸アップ!

2008年 6,200万
2008年は最優秀勝率、オールスターゲーム出場など、12勝3敗、防御率2.99の好成績を収め、オフの交渉では1億円アップを勝ち取ります!

2009年 1億
2010年 1億1,000万
2011年 1億2,000万

2011年のシーズンは 7完投、3完封、11勝の活躍で2009年以来の大幅アップ!

2012年 1億9,000万
2013年 1億9,000万

2013年4月途中で肘を痛め、自身2度目のトミージョン手術を受けることになります。その後は2015年まで登板できず、2015年には1億円の大幅ダウンとなってしまいます。自身の怪我ながら、約半分の年俸提示というのは厳しい条件ですね。

2014年 1億5,000万
2015年 9,000万

再び肘を痛めてしまい、右肘外側滑膜ひだ切除手術、右肘の内側側幅靱帯再建に加え、右前腕の屈筋腱(けん)縫合手術など、度重なる手術・治療を受けることになり、2016年まで、登板なしの厳しい結果に。

2016年 1億2,000万
2017年 1億2,000万

2017年はシーズン未勝利に終わる可能性が高く、減俸の評価を受ける可能性は高いでしょう。

チーム内では8番目の高年棒。投手では1億8千万円の石川雅則投手、1億7,600万円のオーレンドルフ投手、1億4,400万円の成瀬義久投手に次ぐ、4番目となっています。

生涯年棒は推定12億2,800万!年棒としてはここまで十分稼いだという感じでしょうか。

2018年 9800万円
期待された2017シーズンは序盤から打ち込まれて早々と2軍落ちして結果的に登板したのは2試合のみ。

当然のように年俸はダウン

しかもこのオフにも手術を受けており、これまでの手術を合わせると150針を超えるんだとか。

流れ的には2018シーズンの復帰も未定だそうですが、シーズン途中には間に合ってほしい!

後は、プロ野球選手として最後にもうひと花!復活をしてほしいですね!

まとめ

東京ヤクルトスワローズの右のエースとして活躍してきた館山昌平投手。

しかし、近年はケガに苦しんでいます。

チームも2015年の優勝以降は低迷が続いているので、上昇気流に乗るためにも、ベテランの力は不可欠になるはずです!

現状は厳しいですが、神宮球場のマウンドに再び上がる姿をみせてほしいですね!