巨人人的補償・プロテクト予想2018!
ということで今回は2018年オフに巨人のFA補強によってプロテクト漏れから人的補償となりそうな選手を予想してみました。
2018シーズンはAクラス入りを果たしたものの優勝から遠ざかっている巨人は監督も黄金期を築き上げた原監督に交代しチームの立て直しを図っています。
そんな中で立て直しに不可欠なのがFA補強であり、今回は巨人がFAで選手を獲得した際の人的補償、プロテクトについて予想していきます。
それではご覧ください!!
目次
追記:人的補償選手
炭谷銀仁朗(西武)の人的補償決⇒内海哲也
丸佳浩(広島)の人的補償⇒長野久義
2018年オフのFA補強候補選手
・丸佳浩(FAランク:A)
・炭谷銀仁朗(FAランク:B)
この2名がFA補強の候補に挙げられています。
丸選手は言わずと知れた日本最高峰の選手で走攻守すべてにおいて日本トップクラスの実力を持つ打者であり、丸選手を獲得して補強にならない球団は無いと言えるでしょう。
炭谷選手の獲得については賛否両論があるようですが、巨人にはベテランの捕手が不在であり、獲得しても困ることはないという意見や、小林選手、大城選手レベルの打力の選手を獲得して若手を補償で取られるのは良くないという意見がありますがどちらも正しく、炭谷選手がどれだけ打撃で活躍できるが重要となる補強である事は間違いないでしょう。
巨人でプロテクトされる選手28名を予想
巨人が獲得を目指している両選手はランクがB以上でありFAでの獲得が決まった場合、支配下登録選手からプロテクトした28人、外国人選手と2018ドラフト獲得選手以外の選手が1名獲得先の球団に移籍することとなります。
今回は支配下登録選手から28人を守るプロテクトリストを予想していきます。
投手
・山口俊
・畠世周
・田口麗人
・吉川光夫
・今村信貴
・鍬原拓也
・桜井俊貴
・野上亮磨
・田原誠次
・池田駿
・中川皓太
・高田萌生
・谷岡竜平
・宮國椋丞
投手は2018シーズン一軍で投げていた選手と若手選手を中心にプロテクト。
その中でも非常に人選で悩ましかったのが、FA入団の森福投手と功労者の内海投手、澤村投手。内海投手は球団の顔として長年にわたり活躍をし2018シーズンは復活の兆しを見せ、澤村投手も全盛期ほどの力が無いものの2018シーズンは40試合以上に登板。
このリストを見てこの2名の姿が無いことに違和感を覚える方も多いかもしれませんが、今後数年にわたって活躍する可能性のある若手のプロテクトを重視すると中々リストに入れることが難しいのが現実です。
捕手
・大城卓三
・岸田行倫
捕手は正捕手の小林選手と2017ドラフトで獲得した大城、岸田選手2名をプロテクト予想。阿部選手が一塁にコンバートされてからは慢性的な打てる捕手不足に悩ませれている巨人ですので、打てる捕手候補で獲得した選手はプロテクトしたいでしょう。
宇佐見選手も枠に余裕があればプロテクトしたいところです。
内野手
・岡本和真
・吉川尚輝
・田中俊太
・山本泰寛
投手のプロテクト人数が多くおそらくプロテクト漏れが非常に多くなりそうなのが内野手。
レギュラー陣プラス山本選手しか枠的にプロテクト出来ず、なんといって阿部選手が漏れる可能性が十分にあります。
人的補償のルールとして年俸は引き継ぐので阿部選手を人的補償で獲得した場合は打力としては心許ない高齢な一塁手(2019年は捕手として再挑戦)を高額な年俸で獲得する事態となり阿部選手の指名の可能性は極めて低いことからプロテクトしないといった予想となりました。
実際阿部選手をプロテクトすると野手はレギュラー陣のみのプロテクトとなるのである程度は仕方がないといえます。
外野手
・長野久義
・亀井義行
・重信慎之介
・和田恋
外野手は近年ドラフトでの指名も少なくややプロテクトには余裕があります。
ここで上げたリスト上から陽岱鋼選手と長野選手は当然プロテクトされるでしょうし、亀井選手の打撃力を考えたらプロテクトは外せません。
レギュラー候補者の重信選手もプロテクトから外したら獲得したい選手には違いありません。
この4名はほぼ確定で、残りの1枠で若手を1人プロテクトするかといったところでしょう。
和田選手のところをベテランの漏れている選手に回す可能性もあります。
巨人の人的補償予想
それではプロテクトリストから漏れそうな選手から実際に移籍しそうな選手を予想していきます。巨人からの移籍は過去藤井投手や一岡投手、平良投手と一軍戦力になるケースが多いので注目が集まります。
宇佐見真吾
2017シーズンに打てる捕手として一時ブレイクしましたが、2018シーズンはほぼファームで過ごしました。
捕手のプロテクトしなければいけない選手が多く当落線上の選手となります。
特に炭谷選手の移籍の場合は編成上捕手を指名する可能性が高くプロテクトから漏れていた場合は有力となります。
内海哲也(追記:炭谷銀仁朗の人的補償決定)
巨人を長年支えてきたベテラン投手ですがプロテクト漏れの可能性あり。
ベテランのため今後複数年に渡って活躍する可能性は低いですが、確実にローテーションの谷間を埋めたい場合には真っ先に指名される可能性があります。
年俸的に広島からの指名というより投手難の西武からの指名ならあるでしょう。
戸根千明
貴重な左の中継ぎの戸根投手。
入団1、2年目こそ40試合を超える登板がありましたが、2018シーズンは一軍登板ゼロ。
一軍経験のある左の中継ぎ投手は獲得して大失敗ということにはなりにくく移籍の可能性がありそうです。
澤村拓一
ゴールデンルーキーとして巨人に入団し、先発、抑えとして巨人を支えてきた澤村投手ですが、ここ数年間は怪我や不調で成績を落としています。
もちろんプロテクトされる可能性はありますが、その代償として広島の勝ちパターンとして活躍する一岡投手や順調な成長を見せている横浜の平良投手といったプロスペクト選手が移籍してしまうでしょう。
まとめ
ここまで2018年オフの巨人のプロテクト、人的補償について予想してきましたがいかがでしたでしょうか。
2019シーズンこそ球界の盟主としての地位を奪還するために大型補強を敢行しそうな巨人ですが、人的補償選手が大活躍してしまっては元も子もありません。
どのような選手が移籍するのか注目ですね!!