桜井俊貴・2017

今回は2015年のドラフトで巨人から1位指名された

桜井俊貴選手

をフォーカスします~

桜井投手といえば、立命館大学時代は2年生で早々にエースとなり即戦力と期待され巨人に入団しましたが、1年目の2016年はケガの影響もあってわずか1試合の登板に終わりました。

2年目の2017年は勝負の年でもあります!

そんな、桜井投手の2017年現在、背番号の降格のこと、球種や評価に迫っていきます~!

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桜井俊貴の2017現在は?覚醒する?

2016年は残念ながら期待に応えられなかったとはいえ、やはり1位指名された選手ですから当然2017年こそ戦力として覚醒の期待がかかります。

キャンプ中での今年初の対外試合となったサムスンライオンズとの練習試合で対外試合開幕投手を務めたのがそれを物語っていますね。

その後は2軍で開幕を迎えることになりましたが、中継ぎで好投を見せ2017年5月17日のヤクルト戦で今季初の1軍登板を果たしました。

先発としてローテーションの一角を担うことを期待されていますが、2017年現在の立ち位置としても、まずは中継ぎとしてしっかりと短いイニングを抑えることからということでしょうね!

17日のヤクルト戦では2イニングをパーフェクトに抑えていましたし、勝ちパターンの中継ぎの枚数が足りていないチーム事情もあるので、マシソン投手の前を任せられる様に覚醒してくれれば巨人のとっても大きいでしょう!

経験をつめばきっと覚醒し、大きな戦力となってくれるのではないでしょうか。

プロ2年目で異例の背番号降格!

そんな桜井投手ですが2年目を迎えるにあたって背番号が変わりました。

21→36となったので事実上の降格と言えるでしょう。

2年目での、しかもドラフト1位指名の選手の背番号降格はまさに異例です。

その背景には1年目が1試合の登板に終わってしまい期待を裏切る形になってしまったこともありますが、日本ハムからトレードで移籍してきた吉川光夫投手の背番号が21だったこともあるでしょう。

背番号21といえばどちらかといえば左腕の投手の(巨人で言うと高橋尚成や高橋一三が背負っていました)イメージが強い番号でもあるのでその辺もあるかもしれませんけどね。

ただしかし、背番号が降格してしまったからといって腐ってしまわないようにしてほしいです。

番号が大きくなったとはいえ36という数字は全く期待していない選手につけさせる番号ではないですからね。

阪神の秋山投手なんかは、2017年から背番号が27→46へと降格されましたがここまで見事な活躍を見せていますし、桜井投手もこれを奮起と捉えて意地を見せてほしいです!

球種や評価について

さて、桜井投手はどんな球種があるのか。プロの投手としてどの辺が評価されているのでしょうか。

まず一番に目につくのが最速150キロのストレートですね。

ダイナミックな投球フォームもあって一層力強く感じます。分かっていても打てない浮き上がるような直球ということでメディアからは「サクライズ」なんて呼ばれ方もしています!

球種も豊富で、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットと緩急も自在に使えるのがいいですよね。

カーブは昭和の怪物江川卓のように大きくキレのある曲がり方をするので「サクラドロップ」と、
消えるように落ちるスプリットは「サクラスプリット」なんて呼ばれています。

ストレートはもちろん、変化球まで新人の時からここまで評価されている投手はなかなかいなかったと思います。

実際に投げている球を見ていても、その名前に負けないような球を投げているんですよね。

大学時代には1試合18奪三振を記録するなど奪三振能力が高いのも素晴らしいです。

巨人のドラフト戦略というのは1位指名の選手は早めに決めてしまう傾向にありますが、桜井投手は直前で1位指名に決めたのも完成度の高い投手が見せた伸びしろなんだと思いますね。

コントロールを乱して四球で自滅するタイプでもありませんし、ケガから完全に復調すればプロ相手にも十分通用する球のはず。

スタミナも豊富で14回を投げ切ったこともあるのでもちろん将来的には先発投手になるでしょうが、まずは短いイニング、打者一人一人を丁寧に投げること。

そして1軍の空気に慣れて自分の実力を出すことが出来れば、これだけの球種のある投手ならばきっと活躍できると思います!

まとめ

今チーム状況が決していいとは言えない巨人。

先発も中継ぎもケガ人が多く枚数が足りていない現状で、高橋由伸監督もニューヒーローが出てくるのを期待しているでしょう。

補強した選手が揃わないならば、生え抜きの選手がなんとかするしかないですしファンもそれを願っているはずです!

特にドラフト1位で指名された選手というのはその期待もかなりのもの。

桜井投手にかかるプレッシャーも非常に大きくなっているとは思いますが、そのプレッシャーを跳ねのけて巨人の投手陣を引っ張っていけるような選手になってほしいものですね!