北篤・巨人

今回は2017シーズンオフに巨人を戦力外となってしまった

北篤選手

について取り上げていきます。

北選手投手として横浜に2006年の高校生ドラフトで田中将大投手のハズレ1位として指名されたいわゆるマー君世代の選手。

北選手は戦力外になってしまったわけですが、まだまだ引退には早いので移籍先となり候補球団を見ていきます。

また、天才といわれた過去もピックアップ!

そして、年度別年俸についても取り上げていきます。

それではご覧ください!

スポンサーリンク

北篤は戦力外!移籍先や引退の可能性は?

巨人を戦力外となってしまった北選手の今後はどのようになってしまうのでしょうか。

北選手は内外野をこなすユーティリティープレイヤーであり器用なバッティングを武器とする選手で、2017シーズンは一軍出場がなかったものの、ファームで打率.275、長打率、出塁率共に4割近い成績を残し一軍で活躍する見込みのある成績を残しました。

当然のように戦力外となると引退の2文字が頭を過るわけですが、もともと投手でありながら打撃センスは抜群とされてきた選手です。

野球センスはかなり高いので、1つのきっかけで大きく飛躍する可能性だったあるのかと思いますので、目をつけている球団もあるんじゃないでしょうか。

年齢も29歳と選手として1番脂の乗った時期であり、現役続行を希望すれば獲得する球団が現れる可能性は高いのではないでしょう?

ここでは、そんな北選手を獲得しそうな球団を予想していきます。

CHECK!プロ野球戦力外・引退予想2017-2018!巨人の候補選手一覧 

千葉ロッテ

2017シーズンは貧打に苦しんだ千葉ロッテ。

ファームの選手の成績も、一軍出場のあった選手以外では打率2割後半以上を打っていた選手がほとんどいません。

肘井選手や、平沢選手といった期待の若手がいるものの、打線にテコ入れをすることを現状戦力で行うことは2017シーズンオフのFA市場を考えると非常に難しいといえます。

そこで、2017シーズンロッテファームと同じイースタンリーグで好成績を残した北選手を獲得することで、貧打解消のきっかけになるかもしれませんね。

もちろん一軍経験のあまりない北選手が活躍するという保証はありませんが、現有戦力に期待するよりは良い結果になるのではないでしょうか。

東京ヤクルト

2017シーズンは主力の怪我に苦しみ、慢性的に怪我の多い球団のヤクルト。

そんなヤクルトに内野一、三塁と外野を守れる北選手はピンズトの補強になるのではないでしょうか。

ヤクルトもロッテと変わらず一軍経験のない若手のファームでの打撃成績はほとんどの選手の打率が2割中盤以下と現有戦力での打線の強化は非常に難しい状況です。

しかし、打撃陣よりも深刻な投手中心のドラフトになりそうなヤクルトでは満足な野手の補強ができなさそうなのでドラフトで1人指名するより低コストで済むであろう北選手を獲得する可能性が生まれてくるわけですね。

ヤクルトは過去にも戦力外になった選手を良く獲得している背景もあり、北選手の移籍の第1候補となりそうです。

天才といわれた過去

北選手は過去に横浜に2006年ドラフトで田中将大投手のハズレ1位として投手で指名されましたが、なぜ現在は野手としてのプレーをしているのでしょうか。

北選手は高校時代、強豪校の石川県の小松工業高校で1年秋からエースとして活躍し、まさに天才といわれていました。

甲子園への出場はなかったものの野手としても高校通算32本塁打を記録し、投手としても野手としても上位指名候補となり、横浜に投手としてドラフト1位指名を受けます。

プロ1年目はファームで17試合に登板し防御率3点台をマークし、高卒新人としてはまずまずの成績を残しますが、翌年の2008年に肘を骨折してしまい、投球が困難となってしまいました。

その骨折が転機となり、北選手は野手へ転向したわけですね。

そこから北選手は天才と呼ばれた天性の野球センスを活かし、野手転向1年目でファームで三塁のポジションに定着。

転向2年目でファームで大活躍し、一軍で初ヒットをマーク。驚異的な成長速度であるといえるでしょう。

しかし、その後は伸び悩み2012年オフに日本ハムにトレードされてしまい、日本ハム移籍2年目にプロ初ホームランを放ち、打率も.270台をマークしレギュラー奪取まであと一歩までいきましたが翌年に巨人にトレードされてしまい、巨人ではわずか一軍では5打席のみしかチャンスをもらえず戦力外となってしまいました。

ここまでの経歴をみると、なかなかチャンスに恵まれなかった選手のようですね。

新天地で積極的な起用がされれば、投手から野手転向した糸井選手や雄平選手のようになれる素質は十分にあります。

獲得球団が現れることに期待ですね。

年俸の振り返り

ここでは北篤の年度別年俸を振り返っていきます。

横浜時代

2007年 720万円 

ドラフト1位の入団1年目の高卒選手としては少し安めの年俸ですね。

2008年 700万円
2009年 670万円

怪我をしてしまいかなり低い年俸となってしました。この頃から内野手に転向しています。

2010年 650万円
2011年 670万円
2012年 750万円
 

2010年に北選手は結婚されて、子供誕生して飛躍の期待がかかりましたが、2011年に12試合に出場したきりチャンスを活かすことができずに2012年は2試合にとどまり、トレードで日本ハムに移籍。

日本ハム時代

2013年 650万円
2014年 670万円
 

2013年は1軍でキャンプを迎えるも怪我で離脱してこのシーズンは出場なしに終わっています。
ただ、2014年は自己最多となる29試合の出場でプロ初ホームランも記録。

レギュラーをつかみかけた年で年俸が少し増えてますね。

2015年 810万円

巨人時代

2016年 790万円 

2015年のシーズン序盤に再びトレードで巨人に移籍。移籍してからの1軍出場はなく日本ハムでの2試合に留まっています。

2016年については首脳陣にアピールでき序盤で1軍に出場できましたが、チームの問題で2軍行きを命じられ結局3試合のみの出場に終わります。
一軍登録期間があったので年俸が上がっていますね。

2017年 870万円 

結局2017年は出場なしということで、戦力外に。

決してチャンスがは多いわけではありませんが、怪我が大きく影響してるのかなという印象が強いですね。

私生活では結婚もしているので、是非とも頑張ってもらいたいものです。

もっとチャンスを貰える球団はあると思うので。
 

まとめ

ここまで巨人を戦力外になった北篤選手について色々と取り上げてみました。

潜在能力は認められている北選手。

まだ伸びる可能性はある選手ですので、我慢強い起用をする球団に移籍して本来の力を発揮してほしいですね。

まだまだ引退は早いです!

トライアウトに参加する可能性が高いのでそちらにも注目ですね!