2017年、巨人にドラフト1位指名された
鍬原拓也投手
東都のドクターKとして戦国時代の東都リーグで強打者から三振を奪い続けてきた鍬原投手ですが、「ドラフト緊急生特番」でピックアップされて応援したくなったファンも多いのではないでしょうか。
今回はそんな巨人の鍬原拓也投手の気になる背番号や契約金、年俸を予想していきましょう。
そして、番組で取り上げられた貧乏育ちの過去についても調査していきます。
どうぞご覧ください。
巨人の空き背番号
東都の剛腕、鍬原投手が巨人へ1位入団ということで、まず気になるのが背番号ですね。
現在の巨人の空番号は以下の通りです。
5 8 11 23 25 29 31 41 51 55 57 60 62 66 69 93 95 96
引退、戦力外などがあって比較的良い番号が空番号になっていますね。
背番号は番号によって投手野手が決まっているわけではないのですが、ドラフト1位、しかも2017年は投手の指名が非常に少なかったためにファンにも投手としてのイメージがある番号になる可能性が高いでしょう。
背番号を予想!
では空いている番号の中でドラフト1位にふさわしく、また投手が背負う番号としてイメージに合うものを予想していきましょう。
まず、真っ先に浮かぶのが11番です。古くは巨人の球団最多勝利記録を持つ別所毅彦氏やリリーフエースとして活躍した角三男投手、そして藤田監督時代にエースとして活躍し、現在投手コーチを務める斎藤雅樹氏が背負った番号です。
この11番はドラフト1位として期待を背負う投手としては最もふさわしい番号ではないでしょうか。
続いて候補になると思われるのが29番です。
この番号は野手も投手も背負ったことがある番号ですが、近年は前田→グライシンガー→真田→福田と投手がつけることが多くなっていますね。
なんといっても現在GMを務める鹿取氏が現役時代に背負っていた番号なので、こちらも非常に可能性が高いでしょう。
この他には、阿波の金太郎として甲子園で大活躍、巨人でも活躍をした水野氏がつけていた31番、11番に代わる前の斎藤雅樹氏、木佐貫氏がつけていた41番なども候補になってくると思われます。
鍬原投手の背番号は即戦力ということもあるので、やはり11番が妥当かなと。
貧乏育ちの壮絶な過去から契約金は上限?年俸?
冒頭でも触れたように鍬原投手の家族が「ドラフト緊急生特番」に出演したことをきっかけにその貧乏育ちという過去が明らかになりましたね。
幼い頃に両親は離婚、鍬原投手と妹の愛奈さんは母親の佐代子さんが育てることになりました。
母子家庭というのは決して生活は楽ではなく、家賃4000円の市営住宅に住みながら母親の佐代子さんは、遠征費を募集で募るなどの苦労をして鍬原選手に野球をあきらめさせることなく育て上げました。
鍬原選手は母親の苦労を見かねて何度か野球を辞めることを申し出たそうですが、
「あなたの夢をかなえることが私の夢」
とその度に背中を押してくれたそうですね。その息子がプロの、しかも巨人のドラフト1位で指名されたのですから感激もひとしおでしょうね。
近年の「ドラフト緊急生特番」で出演した選手でいうと広島の薮田和樹投手がそうですね。
薮田投手の母親の壮絶な人生が放送されて涙した視聴者も多いことでしょう。
そんな薮田投手は2017シーズンに見事にブレイクして広島カープのエース級に成長してますので、鍬原投手の同じように巨人のエースに育ってほしいですね。同じ右腕には菅野投手という球界を代表する投手がいますが、鍬原投手は菅野投手と違ってパワー型ピッチャーなのでまた違ったタイプの右腕が1枚加われば巨人も心強いですね。
気になる契約金ですが、一時プロ野球の新入団選手の契約金が年々上昇していき社会問題になり、その時批判のターゲットとなったのが巨人でした。
そういった経緯もあって現在の契約金は申し合わせで上限1億円となっており、鍬原選手もこの上限金額での契約になるでしょう。
また年俸についてですが、現在NPBでは1軍選手の最低補償年俸が1500万円と定められています。
1、2軍を行ったり来たりしている選手も1軍にいた日数だけこの金額を按分して支払われることになっているのですが、最近の新入団選手は各球団この最低補償年俸の数字をドラフト1位選手の年俸にすることが慣例になっているようですので、年俸は1500万円になると思われます。
鍬原拓也は1年から先発ローテ?リリーフ?
上背があまりないことから鍬原投手は楽天の則本投手にイメージを重ねられることが多いようですね。
ストレートは150kmを余裕で超える力を持ち、また変化球で三振を奪えることから非常に近い投手といえそうです。
ストレートで押す速球派投手に割には使える変化球が多く、リリーフにも先発にも特性はあるのかなという印象がありました。
CHECK!鍬原拓也の球速と球種
このあたりはチーム状況次第といえそうです。
巨人は防御率が示す通り投手陣の層が決して薄いわけではありませんが、その中心を担っている外国人選手のマイコラス、マシソンの契約状況が不透明なため、その状況次第で変わることも考えられます。
マイコラスが抜けた場合は2016年ルーキーの畠が台頭してきたとはいえ、先発投手の補強が必要でしょうし、マシソンが抜けた場合は澤村投手の復帰状況も考えてストレートに力がある鍬原投手がリリーフということも十分考えられますね。
まとめ
そんなわけで、巨人にドラフト1位指名された鍬原拓也投手についてまとめてみました。
即戦力になる投手の条件として、ボールに力があること、打ち取れる可能性の高い変化球を1つは持っていることとよく言われますが、その2つを持っている鍬原投手が即戦力になる可能性は非常に高く、巨人はそれを当てにして指名枠のほとんどを野球に使ったともいえそうです。
大げさではなく来シーズンの巨人の浮沈のカギを握る投手になるかもしれませんね。